京都と聞くと、関東の人は基本「素敵なところ」というイメージがあるらしい。JRの宣伝の巧みさのおかげか。実際、数多くの神社仏閣、送り火の五山、比叡山、舞子さん、油取り紙（？）等、一般の都市にはない風情のある場所も多いが、住んでいた者としては、さして行政が行き届いているわけでもなく、道は狭く、ゴミも多い。大きなショッピング施設もなく、若者は大阪市へ遊びにいく、という印象だ。修学旅行で訪れたことのある方々がほとんどだが、ここはある程度大人になってから来た方が楽しめる気がする。学生の時分には「数百円を払って、古い建物を見るだけ」に価値を見いだせなかった（笑）。

平安京遷都1,200年を記念して大幅改築した駅ビルは、レイアウト的には分かりやすいほうだと思う。一度ゆっくり堪能してみたいのだが、大抵時間がない。今回もただ新幹線のホームと出口を移動するだけだった。

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