CDジャケット
(2011年11月28日(月))
札幌でも最大級のゴスペルグループより、アルバムのジャケット制作を承った。
大抵の場合、デザイン作業は音源と同時進行のため、制作時に出来上がりを聴く事はできないし、今回もこの時点でまだ内容は聞けていなかった。ただ、今までの経験からすると、音を聞いてデザインしたほうが絶対にいいものができる、という訳ではない。音からインスピレーションを受ける事は多々あるものの、基本は別の作業なのだ、というのが今の結論。それより、クライアントとのコミュニケーションが大切だと思う。どのようなイメージで作ってほしいかを聞くことや、その結果自分がどうしてこういうデザインにしたのかを説明する事。DMやポスターなどの「販促物」とは目的が違うので、このあたりのやりとりをしっかりしないと、お互いに満足のいくものは出来上がらないように思う。
写真は色校正紙を切り取って実際にはめ込んでみたところ。実際の出来が楽しみだ。
※お客様の了承を得て掲載しています。