雪降った!
今さら? の記事だが、そんなものは気にしない。
数年後に見れば、いや、今年もGWくらいにこの記事を見れば、「あぁ、そんな事もあったっけね」と思うだけなのだ。
久しぶりの大雪に、心はウキウキダッタのだが、それは見ているだけの話。
実際に夕方から降り出したこの雪の中を、自宅まで帰るのは至難の業であった。
帰ったのは12時をまわっていただろうか。こんな日に限ってクルマで来てしまった。しかも、付近の駐車場がどこも満杯で、しかたなく駅の近くの駐車場に停めてしまった…ここから駅まで歩かなくては。
一歩歩くごとに、ざくざくという音が心地よい(靴の中に雪が入るまでは)。
気を許すと滑ってしまう。うむ、かっこわるいまねはしたくないね。
このマシンで自宅まで帰るのだ。
…なんと雪に強そうな雰囲気を醸し出しているのだろう。
「まぁ雪なんて、おいらの国では滅多にないけどね」
そういう声が聞こえてきそうだ。
5,700ccの大排気量は確かに心強い気がする。身体も心もあたたまりそうだ。
首都高速をチョイスし、のろのろと走っていたのはまだ良かった。
「ん? スポーツカーみたいな形してるくせに、遅いねー」
たぶん抜いていったFitのおじさんはそう思っただろう。だが、ベストな運転だったと思う。
正直なところ、FRで低速に鬼のようなトルクのあるアメ車は、雪道には向いていない。下手をするとクリープでタイヤが空転する。しかもTransamはチェーンが付けられない仕様なのだ。
自宅が近づいてきたかな、と思ったのもつかの間、2つ前のインターでおろされてしまった。それ以北の道が封鎖されたのだ。
そこからは最悪なことに、ひたすら渋滞だった。列に並ぶのにしびれをきらして、別ルートに抜けてみようと果敢に挑戦したものの、橋が封鎖されていて、結局もとの道に戻る事に…
大変な思いをしてたどり着いた時は2時を回っており、くたくただった。
ひとまず無事にたどりつけたことを感謝しよう。