トラブル
(2010年6月27日(日))
印刷の現場はトラブルと背中合わせだ。特に日本は、と言わせてもらっていいかもしれない。
単価は安く、納期も短く、テストなどほとんど皆無に等しいのに、出来上がりに対するクレームは非常にシビアだ。そのクレームを付けるのは自分だったりするわけだが…
先日、発送の立ち会いに出向いた時に、何冊か色の不具合がみつかり、急いで工場に掛け合い、一度出発したトラックを呼び戻して検品+刷り直し、再発送と、遅くまで大変な作業だった。結果からいうと今回は無事に納期に間に合い、ことなきを得たが、これで物理的に間に合わなかったらと思うと背筋が凍る。徹夜で刷り直しをしてくれた現場の方々に感謝するとともに、今後、こういったミスが出ないように、印刷の担当者と防御策を講じた。来月からさらに厳しいチェック体制となるので、自分も現場に出向く機会が多くなりそうだ。
写真は別の日だが、朝焼けがきれいなので思わず携帯に収めた。