天使と悪魔
(2009年12月1日(火))
「ダヴィンチコード」で有名なダン・ブラウンの2作目、というか、実際にはダヴィンチコードより前に作られたお話なのだが、上下巻の小説を読み進める中、下巻の途中にさしかかった時点でDVDをかりて来てしまった。「陰謀」や「秘密結社」「暗号」など、誰もがわくわくする要素が、現代のイタリアで繰り広げられるさまが面白い。大抵映画ではホワイトハウスやヴァチカンなどの組織はあまりいいように描かれないが、この映画もまたしかり。でも十分に楽しめたし、いろいろ考えさせられる部分も多かった。「答え」を映画で見てしまったが、その後の小説も十分楽しんで読めたので、これは良作だったと言えるだろう。
トムハンクス、少し歳をとられましたなぁ。